奥飛騨温泉郷とその周辺

奥飛騨温泉郷 乗鞍高原 周 辺


奥飛騨温泉郷とその周辺の、「トイレ」の位置・マップ。 車での観光や、車中泊に。



奥飛騨温泉郷

1995(平成7)年 10月22日(日)から毎年、通い続けています。
山を眺めながら気持ちを落ち着かせ、露天風呂のある温泉に入浴しながら、のんびりする。
ただこれだけの目的の為に。
奥飛騨で山が見えないときは、乗鞍高原や安房峠など、周辺の見えるポイントへ移動。
ほとんど日帰りの強行日程なので、正直疲れますが、日常には無い何かを求めて通っています。
毎年一度催す、「スキー&温泉ツアー」でも、新穂高ロープウェイや、そこから見渡せる、
北アルプスや白山の大パノラマを撮影しながら楽しんでいます。
山に登る事を目的にした時期もありましたが、体調が思わしくなく断念。
2005年以降は、HOKETU CLUBの仲間など数名で行くようになり、
その人達を撮影しながら、立ち寄った日帰り入浴施設や宿、食事した店なども同時に撮影し、
奥飛騨温泉郷以外でも、乗鞍高原白骨温泉や明宝など周辺も散策しながら撮影しています。
  
そうした経緯の映像と写真です。
掲載した以外にも、それ以前に利用した多くの施設・宿・店がありますが、撮していません。
二度と行けない・行かない・リクエストのない所があるのも確かですが、記念であり、足跡です。
  
温泉は何処も、湯の花のある良い温泉(源泉)ばかりです。
食事は味付けが、関東か関西風かなどで、口に合う・合わないがあるでしょう。
風景も見る人によって、価値観が違う事でしょう。

何の役にも立ちませんが、見て気に入れば、現地に行って下さい。



奥飛騨温泉郷  岐阜県高山市奥飛騨温泉郷

日帰り入浴       食べる       見る・買う


全て2005年以降の映像です。時間や料金が変わっている施設があると思いますが、あしからず。 

(文書での表現が下手なので簡単に書きます)       2010 平成22年 6月




日帰り入浴   奥飛騨温泉郷


 平湯温泉 
 ●「神の湯」 ●「平湯の湯」 ●「パノラマ浴場」 「平湯プリンスホテル」

「ひらゆの森」 「平湯穂高荘倶楽部」

 福地温泉
 
 「石動(いするぎ)の湯・昔ばなしの里」 ●「かわらの湯・湯元長座」
 
 新平湯温泉 
 ●「タルマのゆ・ヘルシーランド奥飛騨」 「藤屋」
 
 栃尾温泉 
 ●「荒神の湯」
  
 新穂高温泉 
 ●「槍見館」 ●「新穂高の湯」 ●「ひがくの湯」 ●「深山荘」

「水明館佳留萱山荘」 ●「ホテル穂高」 ●「神宝乃湯」 ●「野の花山荘」

「中崎山荘 奥飛騨の湯」 ●「槍の郷」

 新穂高温泉(中尾高原) 
 ●「シャーレ穂高」 ●「合掌の森中尾キャンプ場」 ●「リゾートイン ちろり庵」




     平湯温泉


【スマートフォンで再生(WMV)音声無し】
   神の湯       
  7時〜18時 500円 (冬季閉鎖) 入湯回数 5回
 平湯温泉の露天風呂と言えば、先ずはここ。
 自然の音しか聞こえないので、リラックス出来ます。
 人気があるのでシーズン中は大賑わい。
 貸切風呂もあります。(工事中から覗いていました)
 食堂、谷水で冷やしたラムネ、温泉玉子などあり。
 営業中の目印は、入り口前の軽トラ。

【スマートフォンで再生(WMV)音声無し】
   平湯の湯 (平湯民俗館)      
  8時〜17時 無料(志納200円) 入湯回数 3回
 季節により時間変更あり。 平湯神社の隣り。
 露天風呂のみ。
 森の中の露天風呂のような雰囲気です。
 以前は500円だったのですが。
 食事施設が出来たみたいです。
 また行って確認してきます。


【スマートフォンで再生(WMV)音声無し】
   パノラマ浴場 (アルプス街道 平湯)
  8時30分〜17時 600円 入湯回数 5回以上
 平湯バスターミナルの3階です。
 券売機で入浴券など購入。
 露天風呂と内風呂。広い洗い場。
 露天風呂からは、笠ヶ岳が望めます。
 広い休憩所があり、横になって寝る事が出来ます。
 宿のチェックイン前や昼寝したい時に入ってます。
 ビールや牛乳などの自動販売機があります。
 冬は観光客も少なく、穴場です。

【スマートフォンで再生(WMV)音声無し】
  平湯プリンスホテル
  12時〜14時30分 1000円 入湯回数 4回
 4回の内、1回は宿泊。
 貸切露天風呂×3・内風呂・露天風呂の3箇所。
 3つの源泉が楽しめます。
 貸切露天風呂は、入浴中と札を裏がえして貸切に。



【スマートフォンで再生(WMV)音声無し】
   ひらゆの森
  10時〜21時 500円 入湯回数 7回?
 日帰り入浴はした事が無く、全て宿泊しての入浴。
 「スキー&温泉ツアー」平湯温泉スキー組の御用達。
 大人気で、いつも大賑わい。長野方面から通う人も。
 多数の露天風呂と内湯。広い畳の休憩所。
 喫茶・食事施設。自動販売機。土産物。
 OPEN後、直ぐに宿泊。(10泊はしていないはず)
 まだ宿泊者名簿に載っていると思うので、あえて。
 ・日帰り入浴する人が凄く多いので、チェックイン後、
  先ず風呂に入ってのんびり、とは出来ません。
 ・宿泊者用の貸切風呂(鉄鍋の湯)にとりあえず入り、
  21時を過ぎてからゆっくり入浴します。
 ・内風呂の、湯の注ぎ口付近には、湯の花が一杯。
 ・露天風呂は、それぞれ温度が違うので、その時の
  身体に合った風呂を探す。(冬は寒いので我慢)
 ・気が付けば、1時間以上風呂の中で寝ていた事も。

【スマートフォンで再生(WMV)音声無し】
  平湯穂高荘倶楽部
  10時30分〜22時 1200円 入湯回数 1回
  16時30分〜22時 750円。
 穂高荘ホテルズ・リゾート 山がの湯。
 露天風呂。内風呂。サウナ。
 貸切露天風呂(要予約)×8 (2〜3000円)もある。
 ロッカーに貴重品を入れ、浴衣に着替えて入浴へ。
 入浴後、自販機で飲物を買うなら、小銭を忘れずに。
 緑色した湯の露天風呂。石に緑の藻がついている。
 1階はリラックスチェア、2階は畳の休憩所。
 何と、最安1,400円で朝まで仮眠。(リラックスチェア)




     福地温泉


【スマートフォンで再生(WMV)音声無し】
  石動(いするぎ)の湯  昔ばなしの里
  8時〜17時 500円 入湯回数 6回
 露天風呂と内風呂。
 2009年度は、冬季休業でした。
 2階に化石資料館があり、見学・休憩だけなら無料。
 食事も出来ます。近くの「朝市」で御土産の購入も。
 「横田のおばちゃん」や、地元の方がお出迎え。
 早朝着なら開くのを待って、囲炉裏の近くで寝ます。
 一度、『湯張りがまだなので女湯にどうぞ』と言われ、
  露天風呂に入ると、男湯からの風景より良かった。
 うたた寝し、のんびりしていると、時を忘れます。

【スマートフォンで再生(WMV)音声無し】
  かわらの湯  湯元長座
  14時〜20時 600円 入湯回数 1回
 第18回スキー&温泉ツアー時入浴。
 湯元長座前の道路沿いに看板はあるのですが、
 何度も通った道なのに、存在に気付きませんでした。
 福地温泉で入浴可能な宿がどこかないかと検索し、
 日本秘湯を守る会などのサイトから見つけました。
 かかり湯をした時点で源泉の柔らかさを感じました。
 この源泉も、人気宿の理由の一つだと思います。
 土・日など人数の多い時は、断られる可能性大です。
 日本秘湯を守る会の



     新平湯温泉


【スマートフォンで再生(WMV)音声無し】
  タルマのゆ  ヘルシーランド奥飛騨
  11時〜20時 800円 入湯回数 5回
 寝湯やうたせ湯など、いろんな浴槽で楽しめます。
 「タルマの滝」を眺めながらの、露天風呂(男湯)。
 以前見た、プールのような浴槽が、今は広い休憩所。
 ビールなどの自販機・マッサージ器あり。熟睡可能。
 隣の「おこじょ」で食事も出来、数時間過ごせます。

 2013 平成25年 3月 閉館しました。 残念。

【スマートフォンで再生(WMV)音声無し】
  藤屋
  10時〜17時 500円 入湯回数 1回
 露天風呂と内風呂。
 2つの自家源泉を持つ宿。
 ここの源泉も入浴して暫くすると汗が出てくるくらい、
 よく温まります。
 それともう一つの魅力は
、奥飛騨唯一の冷泉。
 温もった身体を少し冷やしながら交互に入浴すると、
 さらによく温まります。



     栃尾温泉


【スマートフォンで再生(WMV)音声無し】
  荒神の湯
  10時〜21時 寸志(200円) 入湯回数 7回
 開放された大きな露天風呂のみ。男女各2。
 以前は24時間入浴可だったのに、非常に残念!
 一度、若い女性がこの露天風呂を見て、『無理!』。
 すぐ横の、「たからロード」で、蒲田川沿いを散策。




     新穂高温泉


【スマートフォンで再生(WMV)音声無し】
   槍見館  
  10時〜14時 500円 入湯回数 2回
 混浴露天風呂「槍見の湯」から望む絶景の槍ヶ岳。
 日によって、婦人専用露天風呂「岩見の湯」に変更。
 貸切露天風呂に入浴出来る時も。
 栃尾を過ぎて2つ目の蒲田トンネルを出てすぐ左折。

【スマートフォンで再生(WMV)音声無し】
   新穂高の湯
  8時〜21時 清掃協力金 入湯回数 3回
 寒くなると(10月末〜4月末頃)、閉鎖です。
 奥飛騨の露天風呂の中で、一番有名なのは、ここ。
 大きな混浴露天風呂と、一人用の小さな露天風呂?
 源泉の温度低下で、ぬる湯になってしまいました。
 バスタオル・水着の着用可。夏はプール状態。
 降雨時・後は、蒲田川が増水するので、要注意!
 旧中尾橋の下。入浴中は写真を撮らないでね。


【スマートフォンで再生(WMV)音声無し】
   ひがくの湯
  9時〜18時 700円 (冬季閉鎖) 入湯回数 3回
 広い露天風呂のみ。小さな洗い場あり。
 休憩所の畳の上で寝転がれます。
 併設のレストランで、食事。 自動販売機もあります。
 2010年1月。営業していたので立ち寄りました。
 これからは、冬も営業されるそうです。
 ちなみに、リニューアルも。

【スマートフォンで再生(WMV)音声無し】
   深山荘       
  8時〜17時・18時〜22時 500円 入湯回数 2回
 三段(3つ)の露天風呂。(女性用は別に有り)
 男性用二段と、三段目は混浴露天風呂。
 三段の露天風呂は、かじか橋や道路から丸見え。
 バスタオル・水着の着用可なので、女性でも安心。
 女性には別途500円で、湯浴み着のレンタル有り。
 夏は四段目?(蒲田川)が大人気!真っ裸で泳ぐ。
 山並みを望み、奥飛騨一の開放感に浸れます。
 9時30分〜15時 700円で内風呂も入浴可。



【スマートフォンで再生(WMV)音声無し】
   水明館佳留萱山荘
  8時〜20時 800円(タオル付) 入湯回数 3回
 10時〜14時30分 1500円で貸切風呂も入浴可。
 奥飛騨一大きな混浴露天風呂。(女性専用も有り)
 女性には別途300円で、バスタオルのレンタル有り。
 フロントで支払い、暖簾の掛かった入り口に移動。
 吹き出す源泉。石で組まれた深さの違う3つの湯船。
 奥にある洞窟?の中には、宿の提灯。サウナ効果?
 湯上がりは休憩所(風穴の館)へ。自動販売機有り。
 ・栃尾を過ぎて最初の神坂トンネルを出て左折用意。
  蒲田トンネル手前で、県道475号槍ヶ岳公園線へ。
 ・ロープウェイからは、トンネルの隣、中尾橋を直進。

【スマートフォンで再生(WMV)音声無し】
   ホテル穂高
  13時〜15時 800円 入湯回数 1回
 2つに分かれた露天風呂と内風呂。
 新穂高ロープウェイの「新穂高温泉駅」手前。
 編み笠かあるので、雨が降っても大丈夫。
 新穂高ロープウェイの割引パックに含まれています。



【スマートフォンで再生(WMV)音声無し】
   神宝乃湯       
  9時〜15時 500円 入湯回数 2回
 湯温の違う、2つに分かれた露天風呂。
 ・新穂高ロープウェイの第1ロープウェイを上った、
  鍋平高原のビジターセンター山楽館にあります。
 ・スキー場閉鎖後出来た、鍋平駐車場(500円)から
  直接、歩いて行けます。(ほんの少し上り坂)
 新穂高ロープウェイの割引パックに含まれています。

【スマートフォンで再生(WMV)音声無し】
   野の花山荘       
  10時〜17時 800円 入湯回数 1回
 露天風呂と内風呂。
 貸切露天風呂×2 (混浴&女性専用)
 ・鍋平駐車場や北アルプス大橋に向かう途中の、
  道沿いに建つ、森の中に一軒家。
 ・広い畳の休憩室に自動販売機。
 ・錫杖岳を眺めながら、露天風呂を満喫。



【スマートフォンで再生(WMV)音声無し】
   中崎山荘 奥飛騨の湯       
  8時〜20時 800円 入湯回数 2回
 源泉の違う、露天風呂と内風呂。温泉ミストサウナ。
 ・内風呂の源泉は最高です!
  以前の、中崎山荘の女湯も白濁していて、
  すごく気持ちの良い源泉だったのですが、
  この新源泉は、それ以上。
  良い匂いのする湯船につかる同行者も、感激!
  広い湯船全体に漂う、白い湯の花。
  行く度に入りたくなる、源泉です。
 ・小さめの露天風呂からは、笠ヶ岳などが望めます。
 ・無料休憩所・自動販売機・食事処もあり、
  のんびり出来ます。(昼頃まで寝てました)

【スマートフォンで再生(WMV)音声無し】
   槍の郷       
  10時〜16時 2,000円 入湯回数 1回
 露天風呂(貸切専用) 3つ。
 ・3名で入浴したので、1名ー667円。
 ・新穂高ロープウェイに行く時などに、
  宿の横を何十回と通り過ぎましたが、
  HPを見て気になっていたので、入浴へ。
  丁寧な対応をしていただいた宿の方から、
  『景色が良い』との事で、タルの湯へ。
  寝湯付きの檜風呂と、深さ130cmの立ち湯。
  どちらも綺麗でゆったり出来るのですが、
  それ以上に感激したのは、
  そこから望む、槍ヶ岳の風景。最高です。
  新穂高ロープウェイも見えます。
  よく考えて設置した露天風呂に、感心しました。
  風呂上がりには、尻湯に座りながら、
  ゆで卵(1個50円)を食べました。
  あと2つの露天風呂にも入りたい。

     新穂高温泉 中尾高原


【スマートフォンで再生(WMV)音声無し】
   シャーレ穂高
  7時〜 無料 入湯回数 1回
 貸切露天風呂×2。内風呂×2
 正直、何時から何時までなのか分かりません。
 第14回スキー&温泉ツアー時入湯。(男6名・女2名)
 ・大人数なので気が引けて、『支払います』と言うと、
  『誰からも頂いていないんですよ』との返事。
  ありがとうございました。

【スマートフォンで再生(WMV)音声無し】
   合掌の森中尾キャンプ場
  日の出〜20時 500円 入湯回数 2回
 7月第2土曜日〜11月第1日曜日まで。
 オートキャンプ場です。
 受付で支払い野天風呂の看板を下り、露天風呂へ。
 森の中の、大きな混浴露天風呂。(女性専用有り)
 売店・自動販売機もあります。



【スマートフォンで再生(WMV)音声無し】
   リゾートイン ちろり庵
  10時〜15時 500円 入湯回数 1回
 大きさの違う、貸切露天風呂×3。
 フロントで、各露天風呂名を書いた木札をもらいます。
 御主人に選んでもらい、「いやしの湯」へ。
 各露天風呂を見る。「のぞみの湯」から見える槍ヶ岳。
 全部入って見たかったが、マナー違反だと思い断念。
 ・フロントに戻り、『ありがとうございました』と言うと、
  『全部入られましたか?』。 マナーの事を言うと、
  笑って、『他に人がいないから良かったんですよ』。
  入浴時間などの話をし、お礼を言っての帰り際、
  奥さんも同様に、親切な言葉を掛けてくれました。
 女性にもお勧め出来る、綺麗なペンションです。




     取り壊し (砂防工事の為)  新穂高温泉

【スマートフォンで再生(WMV)音声無し】
   中崎山荘
 何度か行き、やっと入浴出来た時、
 『ここを取り壊して、移転する事になったんですよ』。
 『源泉も変わるので、少しの時間なら女湯もどうぞ』。
 と言ってもらい、有り難く、女湯へ。
 露天風呂・内風呂、奥飛騨では珍しい、白濁した湯。
 雨が降っているにもかかわらず、満喫しました。
 男湯は別源泉。露天風呂・寝湯の出来る内風呂。
 『ありがとうございました。また来ます』と言って
 帰ったのですが、その後行けず、取り壊し。
 バス停やロープウェイからの風景が変わりました。
 宿泊した、「村営ホテル氷壁」・「村営笠山荘」も。
 観光や商売よりも先ずは、安全ですね。
  新規OPENしたら、また源泉を楽しみに行きます。

 2010年、新規OPEN。

【スマートフォンで再生(WMV)音声無し】
   アルペン浴場
 新穂高バス停にあった、無料の入浴施設。
 ここの土地も、砂防工事にかかるそうで、取り壊し。
 と言う事は、隣のトイレも同様でしょう。
 工事終了後は、公園や散策道も出来る事でしょう。
 また、のんびり、遊びに行きます。

     廃業  新穂高温泉

【スマートフォンで再生(WMV)音声無し】
   山荘富貴
  奥飛騨温泉郷観光協会のHPで、休業中と表示。
 鍋平駐車場や、中尾の足湯が無かった頃、
 北アルプス大橋へ、何度も行っていた時に、
 森の中に一軒家があり、気にはなっていたのですが
 その後、素泊まり専用となり、日帰り入浴も可能に。
 露天風呂・内風呂。貸切露天風呂×2。
 広い畳の休憩室に自動販売機。
 
 2010年、槍見館が買われて、野の花山荘に。



日帰り入浴       食べる       見る・買う


奥飛騨温泉郷 乗鞍高原 周 辺





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奥飛騨温泉郷との出会い。

1995(平成7)年 10月21日(土)午後10時出発。10月22日(日)午前5時 奥飛騨温泉郷 栃尾温泉 「荒神の湯」 着。
出会ったきっかけは、「スキー&温泉ツアー」
ツアーの参考にとゲレンデガイド等の本を買い、日本中のスキー場を見ていた時、小さく掲載されたスキー場に魅力的な文字を発見。
「日本一の山岳スキー場」。日本一の文字には弱い。スキー場名は、「新穂高ロープウェイスキー場」。標高は何と、2,156m。
ロープウェイに乗車すれば簡単に行く事が出来、そこから見る北アルプスや紅葉は絶景。奥飛騨温泉郷という温泉地もある。
『これは行かねば』と思い付き、友人を誘い、早速行動開始。
旅行雑誌(るるぶ・まっぷる)で事前に下調べ。その中で先ず最初に興味を持った、「荒神の湯」に入浴。気持ちいい!
ここが24時間無料なんて!(今は、200円・10:00〜21:00)
湯上がりに道路を見ると、新穂高方面へ次から次に向かう多くの車。
『焦る事は無いで』との意見でしばらく様子を見ていると、車が途絶える気配無し。7時頃やっと向かった時には、すでに大勢の観光客。
『しまった』と思うよりも先ず並ぶ。当時の第2ロープウェイは60人乗り。
約1時間かけて念願の「西穂高口駅」へ。そして「千石園地」。圧倒されました!
雲一つ無い真っ青な空に、突き刺さるようにそびえ立つ黒く尖った北アルプスの山々。その一面に広がる色づいた木々。
『何じゃここは!』と舞い上がった気持ちでビデオ撮影していると、関東方面の言葉で、『こんな天気、年に三日もないよね』との声。
嬉しくなり、北アルプスの展望やロープウェイを撮影し、千石園地を散策したり食事をしながら長時間過ごし、第2ロープウェイ下りへ。
運良く窓際を確保。上り同様満員だったが窓から風景を見渡せる。下るにつれて変化する紅葉の色合い。空・山・紅葉のコントラスト。
ますます『何じゃここは!』。感動しつつ鍋平高原へ。
そして第1ロープウェイを下って見えた光景は、「ホテル穂高」まで続く観光客の行列。
『のんびりし過ぎたら、あの中だったな』と笑顔で会話。しかし、知らなかったとはいえ、日本にこんな所があったんだと再認識。
新穂高ロープウェイを後にして、目指すは事前に旅行雑誌で目を付けていた、槍ヶ岳が望める露天風呂の「槍見館」。
蒲田川沿いに、とてつもない大きな石を使った露天風呂。槍ヶ岳を見ながらその「槍見の湯」の開放感に浸り、素っ裸で腰に手を当て、
川沿いに立っていると不思議な風景が。川向こうに車が走っている?土地勘がなかったとはいえ、さらに楽しくなる。(今は見えません)
帰りたくないとの想いを抱きつつ帰路へ。
紅葉真っ盛りの「天生峠」を超えて「白川郷」。しばらく散策し、「白山スーパー林道」。そして日帰り。

生まれてからずっと海の側。宿泊旅行も海の近く。そんな海好き?が、山好きに変わるのに必要な時間は、ほんの一瞬。
感激冷めやらぬ、1996(平成8)年 1月2日から2泊で、ここも旅行雑誌で見つけた「のりくら一休」に宿泊。
目的は当然「新穂高ロープウェイ」。「西穂高口駅」気温−16℃。風速12m。10秒も外にいられない。
同行者が「新穂高ロープウェイスキー場」を滑走。ビッグバーンで側転2回、バック転1回。大丈夫?
夜はもちろん宿の露天風呂。湯上がりに浴衣姿で歩いていると濡れたタオルが立つ。翌朝聞くと、−15℃だった。寒い!
帰り、車のフロントガラスに着いた氷を溶かすのに「平湯バスターミナル」の源泉を使用。(今は無し)
新平湯温泉の下り坂で2度エンジン停止。帰れるのか不安。以降、冬に宿泊する時は必ず現地で給油。
以後10年間は山中心。「新穂高ロープウェイ」乗車も数十回。一日に二度乗った事も。他にも見る事の出来る場所がないか探す。
奥飛騨で山が見えなければ、乗鞍畳平へ。(今は自家用車では行けません) 乗鞍高原から往復した事も。
見るだけでなく登る事を目標にしたが、乗鞍岳剣ヶ峰に一度登るも、それまでからの体調不良がますます不良になり断念。
温泉巡りに切り替えるも、数年まともに入浴出来ず、同行者にだけ楽しんでもらう。(今は何とか楽しめる)

「スキー&温泉ツアー」とその下見(打ち合わせ)を含めると、年に5回前後行きます。(ほとんど日帰り)
何故か無性に行きたくなってしまいます。
それは精神的な事かも知れませんが、誰も顔を知っている人がいない変な安心感かも知れません。
顔見知りがいないと言っても好き勝手な行動をする訳では無く、この地に行くようになってから「マナー」という言葉を確実に知りました。
「荒神の湯」(栃尾温泉)を例にとれば、24時間入浴可能でトイレもある。広い駐車場も出来、休憩はもちろん車中泊には好都合。
しかし、暑い・寒い季節の早朝や夜中に着くと、エンジンを掛けたままの車がいます。私も以前は当然のようにそうしていました。
ここの近くには民家や民宿があり、アイドリングだけでも聞こえるでしょうし、エアコンが入ると騒音となるでしょう。
その事以外でも、行く度に増えるのが外壁の貼り紙。正確では無いのですが、
「のぞき見注意」・「のぞき見警戒中」や「盗難注意」など。
とっても開放的な露天風呂です。のぞきたければ川向まで行って望遠鏡を使えばのぞけますよ。どちらにしても犯罪ですが。
その露天風呂の周りには、飲み散らかした空き缶とゴミ。一度ですが、脱衣して入浴しようとした時、団体が足湯として使っていた事も。
安全・防犯の為に時間制限をし、監視がいないと勘違する無料を、志(200円)とする(多分?)などの対策をしているにもかかわらず。
「新穂高の湯」。奥飛騨で一番有名な露天風呂です。
ここも入浴している人がいるにもかかわらず、橋の上から写真だけ撮る人達がいます。
良いんでしょうか? たまの出来事なのですが、こんな事が続くのであれば一番心配な結果が待っています。それは、閉鎖です。
露天風呂を観光のメインにしている地域なので、見たい・撮りたい気持ちは私も同じなので分かるのですが、他人が入浴しているのに。
今まで大きなトラブルが起きていなかったのでしょうが、もし発生すれば今のご時世、閉鎖するしか選択肢が無いように思います。
そうならないように、とりあえず、エンジン掛けっぱなし・ゴミ散らかしっぱなし、などの行為は止めませんか。私も今は止めています。
勝手にお気に入りとしている地域なので、ここだけに「マナー」という言葉を適用しているかも知れませんが、トラブルは絶対に嫌です。

数年前までは山しか興味が無く、まさか風呂や食事風景を映すようになるとは思ってもいなかったのですが、
まぁ、記念というか足跡です。
温泉関係のホームページを見ていると、素晴らしいコメントや上手な写真が載っています。どのように撮っているんでしょうかね?
私の場合は、入浴可能時間前に着き、一番最初に入ってとりあえず数分間撮ってから、のんびり温泉を楽しみます。
遅れてしまい、人が多い場合は、建物だけ撮って風呂自体は撮らないか、時間に余裕があれば、湯上がりを待って撮ります。
人が少ない時は、『顔は映さないので風呂だけ撮らして下さい』とお願いします。すると『とうぞ』と快く返事をくれます。ありがとう。
宿や施設に迷惑を掛けているかもと考えたりしますが、今となっては大きなビデオカメラを手にしているので、迷惑なら言って下さい。

気付いた事。
 ・新穂高ロープウェイのゴンドラ内で、『170箇所ほどの露天風呂があり』とアナウンスしています。確かに日本一多いと信じます。
  しかし、源泉の数も多い事を加えても良いのではないでしょうか。平湯温泉だけでも約40の源泉があるのですから。
  源泉によって身体に合う・合わない人もいるでしょうし、日帰り入浴可能な宿・施設で同じ源泉を使用している場合は、露天風呂巡り。
  異なった源泉の場合は、源泉&露天風呂巡りが出来ます。(但し、どこが何時から幾らで可能かは、ホームページ頼りですが)
  ここの温泉は気持ちいい・身体に合っていると感じれば、また行きたくなると思います。
 ・嫌味や悪口ではありませんが、土地柄か、名前は分かる訳ないのですが、顔を覚えようとしてくれません。
  何度・連日顔を合わせても同じ応対です。顔を覚えて『毎度!』と言って客を迎える地方から行っているので、
  初めて行った頃から数年は、違和感や寂しさもあったのですが、逆に、宿や店に変な気を使わなくても良いので気は楽です。
  例えば、世話になった宿の隣の宿に諸事情で宿泊する事になった場合、何か後ろめたい気持ちになるのですが、それを割り切って、
  顔を覚えていないんだと思えばとっても楽です。正直、よく覚えている人もいるのでしょうが、それを表に出そうとしませんね。
  元々、上宝村は金持ちの地域だったようで、お殿様商売をしているのか、この地独特の人柄や経営方針なのかも知れませんが、
  タメ口のような変な応対よりも、あっさりしていて良いのでしょうけど。
 ・私の住む田舎でも、上高地・白川郷・飛騨高山観光や北アルプス・乗鞍岳登山をする人、立山黒部や新穂高ロープウェイを
  旅行会社のツアーで観光する人もいて、その中には奥飛騨温泉郷に宿泊した人もいるのですが、宿に宿泊した記憶はあっても、
  奥飛騨温泉郷という温泉地名を知りません。全く興味が無いか、関西エリアのテレビ番組で扱っていないのが原因なのでしょうか?
  温泉目的には最高ですし、上高地などの観光目的にも便利な温泉地なので、もっともっと知名度が上がる事を願っています。
 ・11月第2週〜GW前週位まで、降雪や路面凍結する地域なので、この時期は冬装備を忘れずに。(旅館も冬料金です)
  当方も降雪地で雪には慣れているのですが、雪質と気温が違います。サラサラ雪が降り、積もり、アイスバーンになり、厚みを増し、
  氷の上を走っているような錯覚を起こします。降り積もると早朝から除雪車が、除雪というか氷を剥がす作業をしています。
  広範囲になるからでしょうか? 初動時は結構荒い除雪で、路面がガタガタです。車が跳ねます。
  坂道が多いので怖々走っていると、現れるのが「飛騨ナンバー」。
  追突されるのではと思う程のスピードで近づき、あっさり追い越して行きます。
  下り坂だろうがお構い無しです。ある店の人にこの事を言うと、『クラクションを鳴らしてやって下さい』との返答。鳴らしません。
  追い越した車が事故した場合、その巻き添えを食いたくないから、クラクションを鳴らしたり、追いかけるような行為はしません。
  スノータイヤ自体も我々の物とは違うようです。今後も怖々ゆっくり走るので、自由に追い越して下さい。事故しないように。

    今後は、年間に行く回数は徐々に減ってしまうのでしょうが、自分が入ってみたい日帰り入浴可能な旅館・施設をのんびり巡り、
    もう一度、山に登ってみたい気持ちと身体が復活出来るよう御願いしながら、通い続けると思います。
    平湯トンネルを抜け、平湯温泉が近づくと見える一番大好きな山、「笠ヶ岳」。また会いに行きます。

2010 平成22年 6月


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